メッセージ


  • 知られざる神秘、そして瞑想

    知られざる神秘、そして瞑想 2012年8月9日

    瞑想は、未知なる生への旅です。 瞑想は新たなるものを見出す運動であり、 新たなるものは未知の領域にあります。 新たなる発見がなければ、それは瞑想ではないでしょう。 「生」とは、無限に新たなるものであり、 その新たなるものの開示が瞑想です。

  • アウトサイダーという生き方

    アウトサイダーという生き方 2012年8月8日

    真の宗教性は、精神の単独性にあります。 単独性とは、心理的に何ものにも属さないことであり、 完全にアウトサイダーとして生きることです。 特定の社会、文化、伝統にとらわれることなく、 自分の足で立って「生」を探究し、発見すること。 それが可

  • 科学と神秘

    科学と神秘 2012年8月7日

    科学は知識と言葉によって成り立っています。 知識と言葉がなければ科学というものはありません。 科学によっては触れることのできない次元というものがあります。 宇宙の測り知れない神秘は、知識や言葉で捉えることはできません。 科学は、この世の様々

  • イメージを超えるもの

    イメージを超えるもの 2012年8月6日

    私たちは"あるがままの存在"を見つめているでしょうか。 自分のイメージや価値判断のフィルターを落とすことなく、 ただまっすぐに"存在そのもの"を見ているでしょうか。 命とは、純然たる"存在そのもの"です。 ただそこに在るもの、存在するものが

  • 道(タオ)の大宇宙 荘子の言葉-2

    道(タオ)の大宇宙 荘子の言葉-2 2012年8月3日

    真の知恵を有する者はいつも焦らずに伸び伸びとしているが、 軽薄な知恵しか有しない者はこせこせしてつまらないことばかりにとらわれる。 真理ある言葉は極めて単純で明白、美しくて純粋だが、 世俗のつまらない言葉はいたずらに口数が多く、無

  • 沈黙と存在の神秘

    沈黙と存在の神秘 2012年8月2日

    沈黙の言葉というものがあります。 それは存在そのものに宿る生命の声です。 木、石、花、雲、水— 世界に存在するあらゆる自然物は沈黙の言葉を持っています。 その存在に宿る沈黙の言葉は、宇宙の声でもあります。 命に宿る

  • 賢者からの助言 No.7

    賢者からの助言 No.7 2012年8月2日

    「生きる」とは何だろうか。 毎日、会社や工場に通うことが生きることだろうか。 テレビや音楽、多くの娯楽に我を忘れることが生だろうか。 生きること、生きていく意味とは何だろう? 良い大学に入り、良い会社に入るだめだけに勉強をし

  • 四次元のエネルギー

    四次元のエネルギー 2012年7月31日

    あらゆるものに、目に見えざる力が宿っています。 この三次元の世界を支えているのは、 物質を超えた測り知れない宇宙の叡智です。 人はこの叡智を知ることはできませんが、感じることはできます。 この物質を超えた未知なる力は、

  • 霊性について

    霊性について 2012年7月30日

    あらゆる存在には、目に見えない「霊」が宿っています。 精神的に深い生活をしている人々は、 高い次元で霊的な何かと繋がって生きています。 あらゆるものに神や霊性を見ている彼らは、 三次元を超えた精神性を持って生きていると言ってもいいでしょう。

  • 神秘の次元

    神秘の次元 2012年7月30日

    神は永遠に未知なるものであり、 それを言葉で語ったり、説明したりすることはできません。 知りえないものを言葉で語ることは不可能です。 もし神について何かを語るならばそれは虚偽になってしまうでしょう。 神が完全に沈黙であるように、 人もまた

  • 賢者からの助言 No.6

    賢者からの助言 No.6 2012年7月27日

    世間の人々は、 あまりにも多くのことを求め、望みすぎる。 「生きる」ということに、 はたしてこれほどの希求は必要だろうか。 何かを求め、望むのは、そこに人間の欲があるからだ。 欲がなければ、望むこととは何もない。

  • 感受性という宝物

    感受性という宝物 2012年7月26日

    「世界」というものを「感じる」ということ。 「生命」というものを「感じる」ということ。 この「感じる」という能力こそ人間にとっての尊い宝です。 「感じる」ことは人間が持つ特有の性質です。 一輪の花を見て感動したり喜びを感じられるのは人間だけ

  • 過去を超える生きる

    過去を超える生きる 2012年7月25日

    人間の心の真の自由は、過去を超えるところにあります。 過去に固執しているかぎり、人間に自由はありません。 人間の心の自由が失われるということ、 それは過去の記憶に縛られていることから起こります。 「自由」は過去の中には決して

  • 聖なる瞑想

    聖なる瞑想 2012年7月24日

      瞑想とは、一個の「生きた聖なる運動」です。 それは静止することなく変わり続け、動き続けていくものです。 瞑想は自分が「何かになる」ためのものでもなければ、 瞑想によって何かを「得る」ためのものでもありません。

  • 見るという奇跡

    見るという奇跡 2012年7月23日

    どんな判断や主張も交えず、ただ目の前のものを観察してみましょう。 その行為は非常に美しいことです。 あなたはその時、あるがままに「生」を見つめています。 もし自分の判断や先入観などを挟んでしまうならば、 事物をそのあるがままに眺めることはで

  • 賢者からの助言 No.5

    賢者からの助言 No.5 2012年7月20日

    あなたは、 自分で「生」を探究しなければならない。 自分で「生」の深みを探究すること。 それが可能となるには、 人はあらゆる教えや言葉から自由でなければならない。   他者の教えというものは、まったく重要で

  • 賢者からの助言 No.4

    賢者からの助言 No.4 2012年7月19日

    世間ではこんなことを言う人が多い。 「人生はつまらない。虚しい。 なぜ生きていくのか、なぜ生きなければならないのかわからない」 我々の多くは人生に絶望し、 その果てない虚無感と無意味感にさいなまれている。 今は楽しく幸せに

  • 賢者からの助言 No.3

    賢者からの助言 No.3 2012年7月19日

    宇宙の神秘に対して、 いつでも心を開いておくこと。 それが、人生を真に豊かにするための秘訣である。 背の中に溢れる情報や知識を追い求めても、 人生が真に豊かになることはない。 人生の豊かさは、聖なる宇宙と共にある。

  • 賢者からの助言 No.2

    賢者からの助言 No.2 2012年7月18日

    世間の人々は、 何かを「知る」ことが重要だと思っている。 人より多くのことを知ること、知識を蓄えること、 誰よりも早く情報を取り入れること。 その「知ること」に心がとらわれている。 しかし、知ることは、実は重要なことで

  • 賢者からの助言 No.1

    賢者からの助言 No.1 2012年7月18日

    人間の苦しみ、心の痛みは、 「考える」ことから生まれる。 考えること、思考の動きが苦しみの源なのだ。 人間の心の動きは、同時に思考の動きでもある。 心と思考は一つであり、 どちらかが欠ければ、もう一方もない。

  • 本当の豊かさとは

    本当の豊かさとは 2012年7月13日

    精神的な豊かさと、物質的な豊かさは、相反するものです。 精神的な豊かさを得るのに、物質的な豊かさは必要ありません。 どんな物質的に豊かでも、精神的に貧しければ、人は卑小で凡庸なままです。 新約聖書の有名な章句に、 「貧しき人は幸いなり、神の

  • 二度とない「今」

    二度とない「今」 2012年7月10日

      「今」という瞬間は、永遠に二度と起こることはありません。 「今」という時は繰り返されることはありません。 「生」というものは二度と繰り返しがないからこそ、常に新たなるものです。 それは一瞬一瞬の創造の奇跡、生命の奇跡です。

  • 生命の多様性

    生命の多様性 2012年7月9日

      この世に生きる全ての生物、自然の存在は、 それぞれ独自の感覚、生存様式、性格を持っています。 その違い、多種多様な生命のあり方は、 それ自体尊いものであり、神聖なものです。 しかし人間は、 自分たちが最も優れた存在であると

  • 運命から逃げないこと

    運命から逃げないこと 2012年7月9日

      自分が背負ってしまった避けることのできない運命。 その運命に反抗し、そこから顔を背けているだけでは苦しみも悲しみもなくなりません。 ただただ恨みのかたまりとなったり、自分の生を嘆き悲しむだけでは何も変わりません。 自分の運命を

  • 時間を超えたもの

    時間を超えたもの 2012年7月5日

    まったく一瞬たりとも思考を挟むことなく、 「ただ見つめる」という行為は、驚くべきことです。 なぜなら、思考がないとき「時間」というものはないからです。 過去、未来、その時間性は思考から生まれます。 思考は記憶であり、その記憶が過去と未来の投

世界を変える