メッセージ


  • 恐怖の根

    恐怖の根 2012年3月22日

    私たち人間は恐怖を持ちます。 恐怖があるとき、人間の心は決して自由ではありません。 恐怖から自由でないならば、人生そのものが不安と苦痛に満ちているでしょう。 では、私たち人間がもつ「恐怖」というものの根は何なのでしょうか。 一体、私たち

  • 自然からの声

    自然からの声 2012年3月21日

    自然は私たちにいつも何かを語りかけてきています。 私たちはその自然の声を聴いているでしょうか。 それとも無関心にただやり過ごしているだけでしょうか。 自然の声とは、生命の声、宇宙の声です。 その声は、私たちに大いなる美を、神秘を語りかけ

  • 生の厳粛さ

    生の厳粛さ 2012年3月19日

    人間とは、学び続けることのできる存在です。 私たちは「生」から、人間そのものから無限に多くのことを学び、発見することができます。 学び、発見するためには、人は真剣な心を、厳粛な心をもたなければなりません。 生に「学ぶ」ということは、快楽や

  • 生きていることの意義

    生きていることの意義 2012年3月16日

    花や植物は太陽の光を浴びて生長していきます。 やがて枯れるときは、地に種を残して自らの使命をまっとうします。 その種からまた新しい生命が息吹きます。 野生の鳥たちは、生きるためにエサを探し、 時期が来るとヒナを育て、命を未来へと繋げてい

  • 虚無の克服

    虚無の克服 2012年3月15日

    人間の持つ恐怖、不安の根源的原因は、 「何もない虚無」に対する恐れ、不安です。 この果てしない虚無に対する反応、衝動が恐怖や不安の根です。 私たちは、自分が何もない無(虚無)に飲み込まれることを恐れます。 なぜなら、その虚無は「自分

  • 虚無の克服

    虚無の克服 2012年3月14日

    人間の持つ恐怖、不安の根源的原因は、 「何もない虚無」に対する恐れ、不安です。 この果てしない虚無に対する反応、衝動が恐怖や不安の根です。 私たちは、自分が何もない無(虚無)に飲み込まれることを恐れます。 なぜなら、その虚無は「自分」と

  • 漠然とした不安

    漠然とした不安 2012年3月13日

    人間という存在は、何かしら漠然とした不安をいつも抱えています。 自分で何に対して不安を抱いているのかがわからず、 わからないまま得体の知れない不安感にさいなまれているのです。 原因や理由のわからない不安というものは底のない闇のようなものです。

  • 物質的次元を超える

    物質的次元を超える 2012年3月9日

    「スピリチュアル」という言葉を使うとき、 それは物質的次元ではないものを意味しています。 私たちの多くは、頭でものを考えます。 しかし、頭脳というものはそれ自体が物質です。 よって頭脳で何を考えようとも、それはスピリチュアルではありませ

  • 物質的次元を超える

    物質的次元を超える 2012年3月8日

    「スピリチュアル」という言葉を使うとき、 それは物質的次元ではないものを意味しています。 私たちの多くは、頭でものを考えます。 しかし、頭脳というものはそれ自体が物質です。 よって頭脳で何を考えようとも、それはスピリチュアルではありません

  • 空間の存在

    空間の存在 2012年3月7日

    空間というものは極めて神秘的なものです。 そして空間の中に何かが存在するということも神秘です。 私たちは、当たり前のように生活していますが、 この空間と存在性の神秘を感じている人ははたしてどれほどいるでしょうか。 「空間が存在する」

  • 目覚めて生きる

    目覚めて生きる 2012年3月6日

    目覚めて生きるとはどういうことでしょうか。 それはあらゆることに「気づいている」ということです。 気づきがなければ目覚めているとは言えません。 目覚めている精神は、常に気づいています。 周囲の事物に対して、または自分の心の動きや行為に対

  • 世界は生きている

    世界は生きている 2012年3月2日

    「世界」は生きています。 世界は決して静止していません。 世界とは常に動きつつあるもの、生きつつあるものです。 世界が生きているということ。 一瞬一瞬、生は動きつつあるということ。 まさに動きつつある「生」こそがリアリティです。 そ

  • 神を見つめる

    神を見つめる 2012年3月1日

    神を見つめるとはどういうことを言うでしょうか。 それは「生」を見つめること、「命」を見つめることです。 では「生」とは何でしょうか。「命」とは何でしょうか。 それは、この世の存在の全てです。 生とは世界の全てであり、世界そのものです。

  • 非知なる神

    非知なる神 2012年2月29日

    私たちは神を「知る」ことはできません。 そしてまた、神を知ってもいけません。 なぜなら、神は一切の知を超えているからです。 神は決して知りえない存在です。 知りえないからこそ神であり、神秘なのです。 もし神について何かを知ってしまうな

  • 感受性の尊さ

    感受性の尊さ 2012年2月28日

    「生」を敏感に、深く感じられる精神こそ類まれなものです。 「生」を感じることは、リアリティそのものを感じることです。 そしてリアリティを感じるには、生に対する感受性が必要です。 私たちのほとんどは、世界や生の神秘に対して無関心です。 もしく

  • 自分自身を理解する

    自分自身を理解する 2012年2月27日

    生において重要なことは、自己を理解するということです。 自己を理解するということは、 自分の心の問題や偏った性格を理解するということです。 もし自分が恐怖に囚われているならば、 その恐怖を理解して終わらせなければなりません。 もし自分が欲

  • 苦しみを超えて

    苦しみを超えて 2012年2月24日

    苦しむことは、私たちにとって精神的に辛いことです。 しかしまた、苦しむことほど精神的に成長させるものもありません。 苦しみは私たちに理解を与えます。 私たちは苦しい経験を通して精神的に成熟していきます。 人間の精神的な苦しみという

  • 神秘と交わる

    神秘と交わる 2012年2月23日

    私たちは何事も知識によって考えようとします。 もちろん生きる上では知識は必要ですが、 神秘と交わるには知識を超えていかなければなりません。 神秘は未知なるものです。 それは頭脳で捉えられるものではありません。 頭脳とは既知の中での運動

  • 新しい生き方

    新しい生き方 2012年2月22日

    現代社会では、多くの人々が習慣や文化にはまった生き方をしています。 あたかも、そういう生き方しかないかのような型にはまった生活をしており、 そこには模倣や順応はあっても創造性や独自性はありません。 なぜ私たちは「自分の生き方」を創造しない

  • ただ独り歩む

    ただ独り歩む 2012年2月21日

    宗教やスピリチュアルな世界においては、 他者の教えや本に頼ってばかりの人が多いです。 そして安易にその教えや言葉を信じ込んでしまうのですが、 しかしそれでは本当の精神的な成長にはならないでしょう。 真の宗教的行為、霊的な活動というものは

  • 生命の秩序を感じる

    生命の秩序を感じる 2012年2月20日

    宇宙はある一つの秩序に従って動いています。 この秩序は原初の宇宙からあるものであり、 この秩序によってあらゆるものが存在し、動いています。 人間もまたこの秩序の一部です。 太陽が昇り、沈むのも秩序です。 四季が繰り返されるのも秩序です

  • 透明な心

    透明な心 2012年2月17日

    人間の真の美しさとは、エゴのない無私の心です。 そして無私の心とは、完全に透明な心です。 透明な心こそ、人の清らかさ、美しさです。 それはどんな欲も、自己主張もない心、 ただまっすぐに見つめ、聴くことができる心です。 そこには何かを判

  • 自然への共感

    自然への共感 2012年2月16日

    生きている中で自然への共感を持つことは大切なことです。 なぜなら、自然こそ生命そのものだからです。 自然に無関心であるということは、命に無関心であるということです。 現代は人工的に作られたもので溢れています。 あらゆる娯楽には何かしら不

  • 不変の真理

    不変の真理 2012年2月15日

    どの時代に生きようとも、 私たちは同じ「人間」であることには変わりありません。 そして人間が持つ「真理」もまた同じものです。 真理に、時の隔たりはありません。 時代、文化、伝統、進歩— 人が作り上げてきたものは本当に様々ですが、 宇

  • 探求の終わり

    探求の終わり 2012年2月14日

    私たちはより多くのことを求め、それを知ろうとします。 スピリチュアルや宗教の世界でもそれは同じことで、 生の真実や宇宙の真理を探求する人は多いでしょう。 なぜ探求するのでしょうか? 一体、私たちは何を探し求めているのでしょうか。 真理

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