ただ独り歩む

2012年2月21日

宗教やスピリチュアルな世界においては、
他者の教えや本に頼ってばかりの人が多いです。
そして安易にその教えや言葉を信じ込んでしまうのですが、
しかしそれでは本当の精神的な成長にはならないでしょう。

真の宗教的行為、霊的な活動というものは、
自分で探究し、自分で学び、自分で理解していくということです。
あなたの師はあなた自身であって、他者ではないのです。
たった一人で歩むからこそ、本物の精神的成長があります。

生の真理は他者から教え込まれるものではありません。
それは自分自身の体験と洞察から学んでいくものです。

宗教、スピリチュアルの道というものは時に苦しみや迷いを伴います。
しかしその苦悩、迷いこそが人間の精神を成長させるのであり、
それを乗り越えてこそ本当の真理を自分で見出すことができます。

人間の成長の基盤は精神的な孤独です。
私たち一人一人が自分で「生」と「宇宙」に向かい合うこと。
あなたを成長させるのは「あなた自身」であり、
あなたに真理をもたらすのも「あなた自身」です。

ただ独り歩むことこそ本物の宗教的態度です。
外部の働きかけや影響、他者の教えにとらわれすぎるのは問題です。
なぜなら、生は私たち一人一人が自分で発見していくものであり、
自分で発見するからこそ、そこに大いなる創造があるからです。


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