人の歩いていく道

2011年9月12日

「人はどこからきて、どこに行くのだろうか。」という言い古された言葉。

しかし、それはあるときには、一人一人の心に大きな問題としてやってきます。

あるときは、自分の来た道を振り返る懐かしさとして、

あるときは、希望に満ちた喜びとして、

あるときは、重く、つらいものとして、

あるときは、人生の岐路に立たされたような問題として。

 

しかし、すべては人間の成長という長い道のりの中で、

いろいろな出来事の中で、出会うものです。

 

そして、それは自分一人の問題ではなく、

多くの人と、多くの動物、植物、生き物たちと、多くの魂と、

ともに成長する大きなコミュニティの中での出来事として起こります。

「自分一人で生きているわけではないのだ。」という当たり前の事柄として。

 

すべての出来事は、人間の成長のためであるとはいうものの、

私たちは、スピリチュアルな視点で、もっと世界と関わってもいいのかもしれません。

もっと、世界のいろいろな問題や、身の回りの手を差し伸べるべきことに、関わってもいいのかもしれません。

「助けているようで、助けられている。」

「情けは人のためならず。」

「何かをを育てることは、実は自分をそだてること。」

 

そして、最後には、全てのものが、大きなゴールを迎えたり、

大団円を迎えたり、

大きな山の頂きに達したりするように。

「みんなと共に生きる」ことは、それ自体、目的であり、大きな到達点なのかも知れません。

そのとき、もう一度、「人はどこからきて、どこに行くのだろうか。」と、

遠い先を見つめ、また、

来た道を振り返って見たいものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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