「今」を感じる心
2012年1月19日
「生」は、過去にも未来にもありません。
「生」とは、「今」生きているものです。
「今」という瞬間にこそ生は爆発しています。
過去は記憶であり、未来はイメージにすぎません。
頭の中のイメージと、「今」という現実は違うものです。
「今」という瞬間にのみ生があります。
大地に風が吹き降りるのも、
空で雲が流れ、鳥がはばたくのも「今」という瞬間です。
過去にも未来にも「生」はありません。
「生」は「今」にのみ生きています。
もし人が、「今」というこの瞬間から外れるならば、
その人は「生」の中にはいないでしょう。
そこにあるのは過ぎ去って死んだ過去や、未来への妄想です。
なぜ私たちは「今」というこの瞬間の生を無視し、
過去や未来の心象(非現実)に執着するのでしょうか。
「現実」は今という瞬間にしかありません。
生の現実、そのリアリティは「今」です。
「今」を感じれる感性と注意力こそ大切なものです。
なぜなら、「生」とは「今」だからです。
宇宙、神、奇跡—その一切は「今」という瞬間にあります。
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