自分を見つめなおす時間

2013年12月12日

舞い散る葉っぱ

人生を少し休んだからといって、
それで自分の価値が低くなるわけでも、社会から落伍するわけでもありません。
今の若い人々はあまりにも「社会に合わせなければならない」と思いすぎ、
まるで強迫観念のように周囲に合せようとしています。
周囲から取り残されたくない、そこから自分は疎外されたくない、と。
しかしそういう心持ち自体が、心を苦しめ、精神のバランスを壊すこともあります。

人生には、ときにじっくりと時間をかけて自分の人生を見つめるときも必要です。
そのためにも、社会から距離をおき、静かな時間を持たなければなりません。
ただただ周囲の流れ、社会の流れに身をまかせるだけでは、
心に負担を抱えるばかりで、本当の自分を見失う可能性があります。
苦しいときは、無理をせずに休息し、改めて人生を見つめなおす時間をとりましょ
う。

決して無理に就活したり、心に負担をかけてまで仕事をする必要はありません。
自分を苦しめてまで社会に合わせると、それだけ心身ともに障害が出てくる場合もあ
ります。
心身ともに健全でなければ、人生は悪い方に流れていきます。
というのも生活を作るのは、その人の心そのものだからです。
心が不調和になり、体もつらくなったら、静かに休息する時間を取ること。
それは心そのものの秩序を取り戻すためにも必要なことです。

じっくりと時間をかけて、自分の人生を考えてみてください。
人生を見つめ直すことに、早いも遅いもありません。
ただただ社会に流されるのではなく、自分で人生を見つめ、変え、発見してくださ
い。
自分の心が自由でいられる生き方をする、本当に自分らしい生き方を見つけること。
真に豊かに、充実して生きられるような「生活のあり方」を見つけること。
そんな生活を創造できるような「新しい自分」を見つけること。
そのような変化と新しさが、本当の幸福をもたらします。


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