独自性、あるがままの自分に自信をもつこと

2013年12月5日

大地に咲く花は、みんなそれぞれ色も形も違います。
完全に全く同じ色形の花というものはありません。
だからこそ、それらの花はみな独自性があって、唯一の美しさがあります。

人間も同じです。
その人にはその人の個性があり、カラーがあり、性格があります。
だからこそ「人間」なのであり、人間の豊かさ、カラー、多様性、輝き、美しさで
す。
それを否定しまうことは、自分らしさ、そのカラーを消してしまうことです。
逆にそれは人生を窮屈にさせ、不自然にさせ、生活を息苦しくさせてしまいます。

人間は十人十色、皆それぞれ違い、違うからこその人間です。
そこには本来、「これは違う」「あれは違う」といった区別はなく、ただ個性がある
だけです。
そしてその個性こそ、あるがままの自分こそ、大切にしなければならないものです。
自分を押し殺して、他人に同化したり、世間と同じように流されるだけなら、
本来のあるがままの自分のカラーが消えてしまうでしょう。

多くの人は「普通でなければ嫌われる」という思いにばかりとらわれています。
「周りと同じでないと不安」という気持ちが先行しています。
自分を失うかもしれない、もっと嫌われるかもしれない、だから周りと同じでなけれ
ばならない─
そういう気持ちが、実は「自分らしさ」を失わせています。

独自性があるからこそ、そこには美があります。
皆がまったく同じように生きるのであれば、なんと無味乾燥な世界でしょうか。
他人と違っても構わないのです。むしろ他人と違うからこその「自分」です。
そのあるがままの自分を大切にすること。
それは恐れることなく「自分のままでいる」ということです。
そして「自分らしい生き方を貫く」ということです。

そのように、自分らしい生き方に自信が持てれば、
他人の目や社会の常識にとらわれることもありません。
そのような独自性から、本当の人間らしい創造性が生まれます。
それこそ、その人だけの光であり、輝きなのです。


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