「宇宙」という聖書
2013年11月8日
私たちは目の前にある宇宙を見ているでしょうか。
本に書かれている言葉や概念ではなく、
現に目の前に存在する「宇宙」を見ているでしょうか。
それはあなたの目の前に、今ここにあるものです。
宇宙はまさに偉大な「現実」です。
私たちはこの偉大な現実からこそ真理を見出すことができます。
宇宙そのものが私たちにとっての聖書です。
その秘密、その神秘は、私たちの目の前にあります。
人がその聖書を読むならば、宇宙そのものが自らの秘密を教えてくれるでしょう。
私たちはこの偉大な宇宙と共に生きており、
その中で、その一部として存在しています。
宇宙という存在、その聖書には無限に深く無限に広いものが書かれています。
私たちはこの宇宙から無限の学びを得ることができます。
生の真理は本の中にあるのではありません。
それは目の前の現実に、あるがままの生の中にあります。
宇宙は常に私たち人間に何かを語りかけています。
その宇宙の声を聴くかどうか、目の前にあるものを読むかどうか、
それは私たち自身にかかっています。
宇宙に対して無関心であれば、宇宙の言葉や声を感じることはできないでしょう。
宇宙という聖なる書─
それは「今ここに」あります。
言葉なき宇宙そのものが人間にとっての聖書であり、
絶えることなく真理と叡智と成熟を与えてくれる源泉なのです。
宇宙には限りはありません。
宇宙に限りがないということは、人生にも限りはないということです。
なぜなら、宇宙とは私たちであり、私たちとは宇宙そのものだからです。
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