万人に与えられたスピリチュアル
2013年10月29日
霊性(スピリチュアル)というものは、
ある特別な人々だけに与えられるものではありません。
たとえば偉い僧侶や修道士だけがスピリチュアルに溢れているというわけではありま
せん。
また、そのような特殊な階級や仕事に就いたからといって、
一般の人より多くのスピリチュアルが得られると考えるのも間違いです。
霊性とは、万人に開かれたものです。
そうでなければ、それは霊性(スピリチュアル)とは言えません。
スピリチュアルは今も昔も変わらずに普遍的なもの、全人類的なものです。
もし特定の人々にだけ与えられるというのなら、
それはスピリチュアルでもなんでもないでしょう。
霊性は、私たち「人間」のうちにあります。
それはすべての人間に宿り、開かれています。
「人間」であること―
それはどんな宗派や職業によるものでもありません。
それは生まれたときから、そこにあるものです。
つまりスピリチュアルとは、人間そのものです。
ですから霊性を得るために僧や修道士になったり、
特別なことをしてそれを躍起に追い求める必要はないのです。
霊性は、すべての人間に等しく宿ります。
それなのに、ある特定の宗派や職業に染まってしまうならば、
それは本来あるべき人間の霊性を壊してしまうでしょう。
スピリチュアルは、万人共通の普遍的なものです。
そこにはどんな宗教も教義も職業もありません。
それただそこに、あなたの中に、あなたの外に、あなたのすべてにあります。
なぜなら、霊性とはあるがままの「人間」に宿っているからです。
丸裸の人間であること。
それは生命であることであり、それ自体聖なるものです。
生命と聖性と霊性─それは同じ一つのものであり、人間そのものなのです。
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