瞑想のあり方 NO.27

2013年10月21日

瞑想と自然は密接にかかわっています。
私たちは自然の存在から多くの霊感を得ることができます。

自然というのは宇宙の存在そのものであり、生命でもあります。
宇宙、生命は等しく聖なるものであり、
その聖性を感じ取ることは瞑想における一つの働きです。

瞑想とは、自然との関わりから生まれるものです。
なぜなら「生」とは、自然の運行があってこそ存在するからです。
目に見えるもの、耳に聞こえるものは全て自然です。
自然こそはあるがままの現実であり、生の本然です。

私たちは自然に対して深い関心を持っているでしょうか?
自然に対する感受性がなければ、瞑想はほとんど無意味でしょう。
「人間」という存在もまた自然の一部です。
自然に関心を持つということは、人間自身にも関心を持つということです。

あらゆるものが瞑想と結びついています。
むしろ瞑想とは自然の全て、生の全てであり、
瞑想から切り離せるものは何もないと言ってもいいでしょう。

瞑想と生は一つです。
自然と深く関わることは、命そのものと関わることです。
瞑想の行為は、命の運動そのものです。


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