天使のメッセージ NO.10

2013年10月10日

人間の中には、真理に向かおうとする光があります。
たとえあなたがどんなに苦しみ、悲しんでいても、
その光は常に働き続けていて、あなたを真理へと導こうとしています。
この光に気づき、光を求める心をもつことが大切です。

人間は時に、闇に陥ります。
悲しみ、絶望、不安、底知れない虚しさ、孤独、精神の空白─
そのような心の混乱、苦しみは人間にとっての闇です。
誰しも人間は一度ならず闇に陥り、そこで苦しむことになるでしょう。
しかし、その苦しみは光へ向かうために必要な過程です。

闇があってこそ光は輝きます。
光の中にあるだけでは、光は見えません。
闇の中で光を見失って初めて、人間は本当に光を探し求めます。
その苦闘はつらいものであるかもしれませんが、
しかし心のその暗闘こそ光に気づくために必要なものなのです。
あなたを導く真の光は、闇の中で輝いています。

人間の心の闇、その苦闘は、
やがて光を見出すための試練であり、精神的成長への力です。
闇に苦しみ、闇と闘い、闇を超えることで、光を見出すのです。
闇、その深い暗がりの通路を通ることで光を発見し、
そこから自由なる生を、真実なる生へと目覚めます。

光も闇も人間にとっては必要なものです。
光だけでは人間は成長できません。闇だけでも成長できません。
両方あって初めて精神は成熟し、叡智が目覚め、
本当の意味で覚醒して生きることができるようになるのです。


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