「気づく」ということの大切さ

2013年10月8日

スピリチュアルな生活において、
最も重要なことは「気づく」ということです。
これがなければ人は「生」をより深く生きることはできません。

「気づく」というのは、精神が鋭敏であることを意味します。
今、現に起こっていることに気づくには鋭敏さが必要です。
鈍感でなければ、人は生に対する気づきを持つことはできません。

「気づく」ということは、今起こりつつあることに鋭敏であることです。
外で起こっていること、また自らの内で起こっていること。
鳥の声に気づくこと、子供たちの笑い声に気づくこと、
または自分の心の動きや感情に気づくこと。
つまり「生」の一つ一つに自然と気づいているということです。

目覚めて生きるということは、常に気づいて生きるということにほかなりません。
この気づきがなければ、人は目覚めているとは言えません。
肉体的には目覚めていても、精神は眠ったままです。
精神が目覚めていることこそスピリチュアルなのですから、
この「気づく」という力は精神の生活において極めて重要です。

気づきは心の鋭敏さであり、活き活きとした感性です。
この気づきが高まるならば、精神は覚醒し、生をより深く生きることができます。
精神が目覚めれば、心の問題をしっかりと解決できるようになるだけでなく、
生のリアリティや霊性も花開くことになるでしょう。


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