瞑想のあり方 NO.24

2013年9月18日

瞑想とは常に新しいものであり、どんな持続性もありません。
持続性があるものは知識と記憶です。
知識と記憶は過去であり、どこまでいっても古いものです。

瞑想は、絶えず新たなるものを開示することです。
新たなるものがあるためには、古いものは終わらなければなりません。
古い記憶や知識に固執している限り、新たなるものはありません。
そして新たなるものがないならば、瞑想もありません。

命とは、常に「生きたもの」です。
命は「生きもの」であり、静止したものではありません。
生きているものは常に新しいものです。
記憶や知識は静止したものであり、生きてはいません。

現に生きているものは絶えず新鮮であり、測り知れないものです。
生は常に流れています。それは永遠に静止することはありません。
静止することなく動き続けているものこそが「生」です。
そして生とは「生きたもの」です。

知識、記憶、観念といった過去の持続性が終わり、
一瞬一瞬新たなるものを感じ取るところに真の瞑想があります。
瞑想とは過去の終焉であり、新たなるものに心を開くことです。

瞑想は、新たなる「生」と共にあります。


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