あるがままの存在

2013年6月5日

 

私たちは”あるがままの存在”を見つめているでしょうか。
自分のイメージや価値判断をまじえることなく、
ただまっすぐに”存在そのもの”を見ているでしょうか。

命とは、純然たる”存在そのもの”です。
ただそこに在るもの、そこに存在するものが命です。
しかし、その存在に対して外側から人間の価値判断や解釈を挟むならば、
存在の純粋性は失われてしまうでしょう。

生命の価値は皆等しいものです。
等しさこそが命の真理です。
命の存在に、価値の高い低いはありません。
価値基準をつけるのは人間の側の勝手な判断であり、
それによって生命の等しさが覆い隠されるのです。

どんな価値判断も通さず、個人的な好き嫌いのフィルターも通さず、
ただ純然とまっすぐに「存在そのもの」を見つめることができるでしょうか。
もしできるならば、その人はあるがままの命の姿を見るでしょう。
それは神であり、宇宙の奇跡であり、聖なるものです。

「存在するもの」こそ、聖なるものです。
尊さとは、あるがままに存在する生命そのものです。
それは神の美しさであり、神の存在そのものです。


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