生命の聖なる等しさ

2013年2月5日

 

生命とは、等しさそのものです。

全ての存在は等しいものであり、

一切がその自然のままに命の輝きを持っています。

 

一輪の花も、一個の石も、一滴の水も、

命の内では等しく尊いものです。

それは全て宇宙の創造物であり、聖なるものです。

 

人間だけが、命の尊厳を持っているのではありません。

「命」という等しい存在性の中では、

あらゆる存在が同様に高貴で尊いものであり、

そこには差別されるようなものは何一つありません。

 

全ての生命は同じ聖なる存在であり、奇跡に溢れたものです。

この存在の等しさを失わせているものは、

人間の側の勝手な価値基準、美意識、自己判断といったもので、

これらの濁ったフィルターを通すならば、

「生命」と「存在」の純粋性が消えてしまうのです。

 

どんな価値基準も自己判断も観念も交えることなく、

ただまっすぐに「存在」を見つめられる無垢な心があれば、

あらゆる存在は等しい命の尊さとして感じられるでしょう。

そこにあるのはまさにあるがままの宇宙、生命の奇跡です。

 

純粋で混じり気のない心を持つ人、

つまりまっすぐに「あるがまま」にものを見ることができる人は、

真の愛と優しさをあらゆるものに注ぐことができるのであり、

命の真理を刻々と享受しているのです。


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