瞑想のあり方 NO.14
2013年1月24日
瞑想とは、知識の領域にあるものではありません。
知っていること、経験したことを手放し、
新しい生に対して心を開くことこそが瞑想です。
新たなる発見、理解、創造。
それなしに瞑想というものはなく、
瞑想とは不断に新たなるものを開示することです。
知識と経験は決して新しいものではありません。
知識とは過去であり、経験もまた過去です。
過去の記憶の重荷を背負った精神は、
新しい理解と発見を開花させることはできません。
知識をいくら詰め込んでも、それは瞑想ではないのです。
瞑想とは、過去に終止符を打つことであり、
刻々と新たなる「今」に向かい合うことです。
そして「今」とは、命であり、一瞬一瞬の生の創造です。
瞑想とは、過去の知識、経験を刻々と捨て、
絶えず新たなる生の息吹を感じること、
そこから絶えず生を更新していくことです。
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