自己啓発について

2012年12月3日

私たちの多くは、啓発してくれる人に頼ろうとします。

導師やマスターと呼ばれる人に依存したり、

宗教的な指導者に従ったりします。

しかし他者に追従してしまえば、そこには真の啓発はありません。

 

なぜ私たちは他者に頼ろうとするのでしょうか。

自分を知り、自分を変えるために、啓発してくれる人は必要でしょうか。

私たちは誰かに何かを言われなければ、自ら動かないのでしょうか。

 

私たちは自信がなく、独りでいることを恐れます。

誰かの教えに従うことで安心を得ます。

しかし、そのような順応には人間の創造性や変革はありません。

 

自分を変えることは自分一人で行えることです。

自分を変えていくことに、他の啓発してくれる人は必要ありません。

むしろ私たちは、自分で自分自身の生と向き合い、宇宙と向き合い、

真実を見極めていかなければならないのです。

 

自分を変えるためには、自分を知ることが必要になります。

自分を知ること、つまり自覚を持つこと(自己認識)には誰の助けもいりません。

本当の啓発は、常に私たち一人一人の中で起こるものです。

 

この学び、この自覚、この啓発に、他者の助けは必要ありません。

私たちはたった一人で「生」を学び知る旅に出ることができます。

あらゆるものが、私たちに教えてくれるのです。

目に見える全て、耳に聞こえる全て、心で感じられる全て。

 

自分を変えるのは、他者ではなく自分自身です。

私たち一人一人が自分の導きであり、光であり、啓発者なのです。


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