学問について

2012年11月26日

 

学問とは何でしょうか。

専門知識を得るためだけのものが学問でしょうか。

良い学校に入り、良い仕事に就くために得るものが学問でしょうか。

 

私たちは学校で何を学ぶのでしょうか。

子供のころから毎日のように学校に通い、

決められた授業を受けていきます。

 

小学校、中学校、高校、大学と、

私たちの生活には学問というものが根付いています。

しかし、その学問が単に専門知識を得るためのものであるならば、

そのような学問には何の深みもありません。

 

私たちの学問の多くは、常に表面的な知識を学ぶだけのものです。

人生の真理を学ぶための学問ほど無視されているものはありません。

 

生とは何か、生きるとは何か、命とは何か。

生きるということの真理は何か、生の真実とは何なのか。

このような問いと学びこそ真に重要なものですが、

現代の学問はただ生計に必要な知識を詰め込むだけのものになっています。

 

人生における「知恵」を学ばずして、真の学問はありません。

「生」そのものの探究がないならば、そこに本物の学問はありません。

生、命、神、宇宙―

このような普遍的な物事こそ真の探求の対象であり、

それこそが本当の学問です。

 

単なる科学的な知識ではなく、

言葉や説明を超えた超越的な真理を見出すことが、

私たち人間に必要な真の学びです。


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