宇宙、その生命の樹

2012年9月12日

宇宙、その生命の樹

宇宙というものは一つの”全体”です。
その全体の中に個々の生命が存在しています。

宇宙があるからこそ、個々の生命は存在します。
個々の生命は単独で存在する力を持ちません。
宇宙という全体のエネルギーがあってこそ個々の生命は存在できています。
そういう意味で、宇宙は樹であり、個々の存在は枝であり葉っぱと言えます。

葉や枝が栄えるためには、根がなければなりません。
そして根を支える大地がなければなりません。
つまり個々の存在というものは、
全体としての宇宙に支えられなければ生きていけないのです。

まず最初に、人間が存在するのではありません。
まず最初に宇宙空間があり、そして地球があり、大地があり、
そうしてようやくその全てに支えられる形で全ての生物があります。

すべての生命、個々に存在するすべての生物は、
宇宙という根源のエネルギーがあるからこそ存在できます。
その根、その根源からのエネルギーがなければ、
人間を含めあらゆる個々の生命はこの宇宙に存在できません。

すべての根となる根源的な力というものがあるからこそ、
存在は支えられ、生かされているのです。
宇宙全体は生命の源としての「樹」であり、
一つ一つの生命はその樹に生かされる「枝」と「葉」です。

宇宙は、生命の樹なのです。


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