人類に開かれた真理と啓示
2012年8月29日
私たちは誰もが自分自身にとっての宗教者となることができます。
宗教的な精神を持って生きることに、
どんな資格も特別な権利も必要あません。
宗教者とは「真理と知恵を愛する人」のことを言います。
特別な宗教団体や信仰を持った人が宗教者なのではありません。
むしろそのような特定の団体や信仰だけに心を縛っている人は、
本物の宗教者とは言えません。
生きている中での生の智慧を愛すること、
そして生の真理を見出そうとすること、
その生き方、活動性そのものが宗教です。
智慧と真理の探究に生命を費やす人は誰でも宗教者であり、
同時にまた哲学者でもあるのです。
人間の叡智、そして真理というものは、
万人に開かれたもの、または啓示されるものであって、
特定の人々だけに与えられるようなものではありません。
真理は、無条件に人類と共にあるものです。
他の宗教家や大学の教授たちが何を語ろうとも、
そんなものは何の意味も持ちません。
なぜなら、真理はあなた自身が自分で発見するものであり、
またそうして初めて意義あるもの、価値あるものとなるからです。
生の探究、智恵の目覚め、真理への覚醒は、
あなた自身から始められるのであり、
私たちは誰でも真の人間、真の哲学者として生きることができるのです。
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