お金と自然の隔たり
2012年8月24日
なぜ私たちは、こうも躍起になってお金を追い求めるのでしょうか。
あたかも人生というものがお金を稼ぐためにあるかのようです。
本来、私たちはお金がなければ生きていけない存在なのでしょうか。
この地球には人間が生きるために必要なものがすでにあり、
それと共に生きるならばお金というものは不必要でしょう。
生きるためには衣食住が必要です。
地球には広く豊かな大地があり、米や麦や野菜や果実を育てることができます。
衣類に必要な素材も自然から得ることができます。
住まいに必要な木や石も自然が与えてくれています。
ではなぜ「お金」というものが必要なのでしょうか。
生命を養っているのは「自然」であって、お金ではないのです。
お金があっても自然の恵みがなければ私たちは死んでしまいます。
自然こそが、私たちを生かしてくれています。
お金というものは人が作り上げた一つの制度であって、
生の本然とは何ら関わらないものです。
どれほどお金をかき集めても、自然がなければ意味のないものです。
人間、そしてあらゆる生命をを支えているのは自然であって、
制度としてのお金ではありません。
人間の命を支えているものは、お金ではありません。
人間を支えているものは、自然の恵み、自然から生まれたものです。
お金があっても、自然の恵みがなければ、
お金は何の役にも立ちません。
お金が、衣食住を作るのではないのです。
衣食住、人間の生を支えているのは、
自然そのもの、生命そのものなのです。
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