「生」の絶えざる発見
2012年6月11日
「生」の絶えざる発見
「生」は、発見があってこそ喜びに溢れたものです。
そしてまた、発見があるからこそ創造性に満ちたものです。
私たちは無限に多くのことを「生」から発見することができます。
発見こそ生の新たなる次元を開くものです。
もし発見がないならば、その生は枯れ果てたものでしょう。
なぜ私たちの人生のほとんどは発見に乏しいのでしょうか。
社会や文化といった特定の型枠にはまってしまっているからでしょうか。
または他者の教えや言葉、様々な宗教や思想に囚われているからでしょうか。
あらゆるものから脱却し、自由でないかぎり、生の発見はないでしょう。
生の発見とは、自分で新しい生の側面を見出すことです。
「生」の新たな側面、その無限性に気づくことです。
生が無限である以上、発見にも終わりはありません。
発見があってこそ人生(そして人間)は常に変革の可能性をもち、
そしてその可能性には無限の広がりがあります。
生そのものが無限であるように、人間の創造性も無限です。
生の純粋な喜びは、生を絶えず新たに発見し続けるところにあります。
何の発見もない生は、ただただ腐敗していくだけでしょう。
発見は生を新たにし、生そのものの次元を飛躍させます。
この生の飛躍は神聖な出来事であって、人間の創造性があるからこそ可能なのです。
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