反逆的な精神
2012年5月31日
反逆的な精神
反逆するということは、あらゆる社会の縛りと常識を打ち破ることであり、
何ものにも属さず、精神的に完全に一人で立つということです。
一切の伝統、社会道徳、常識、行動様式、生き方、考え方を疑うこと、
何が本当の生の真実なのかを自分で見出すために全てから自由になること。
本物の生の真理を発見するのは、常に疑い、反逆している人たちだけです。
彼らは何ものにも影響されず、自分一人で生の探究をします。
自由な探究し、学び、考えている人こそ創造的な人であり、
そのような創造的な人だけが、真に生と宇宙の真実に出会います。
発見ある生、創造のある生─
それこそ「生」であり、それ以外は順応と模倣でしかないでしょう。
社会、文化、伝統、他者が語る言葉や考えに流されたり、特定の法則や決めつけに惑わされず、
そうした一切の影響から離れて完全に自由であること。
堕落と腐敗、虚偽と自己欺瞞と幻想に満ち溢れた集団社会に埋没することなく、
美しく、清らかに、軽やかに、本当の真実を目指してただ独り歩むこと。
聖なる生の創造性はそこから始まります。
重要なことは、自分自身で生の真理を発見しようとする完全な自立性をもつことです。
その自立性があるためには、精神は絶えず反逆していなければなりません。
なぜなら、今の社会は虚偽と欺瞞に満ちており、
その全てから自由であるためには、確固とした疑いの念と反逆の精神が必要だからです。
反逆の炎は、私たち人間の精神を燃え立たせ、本当の真実へと目覚めさせます。
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