真理の普遍性
2012年5月25日
社会のあり方や、他者が語った言葉に従属しているならば、真実の探求は不可能です。
生の真理の探究は、私たち一人一人が取り組まなければならないものです。
真理を見出すのは、自由な精神を持った一個に「人間」です。
何ものにも属さず自由に探究し、自由に学べる人だけが本物の真実を発見します。
生の創造性、宇宙の真実の発見は、常に個人から起こります。
つまりそれは、私たち一人一人の人間全てということです。
生と宇宙の真実は万人に開かれたものであって、
ある特定の人間や人種だけに与えられるようなものではありません。
誰もが生の真理を見出し、発見する可能性を持っており、
そこにはどんな区別も違いも隔たりもありません。
どこに住んでいようと、どの時代に生きようと、
私たちが同じ「人間」であることに変わりはありません。
そして、その「人間」が持つ真理もまた等しく同じものです。
生の真理に、時の隔たりはありません。
時代、文化、伝統、進歩、学問─
人が作り上げ、積み上げてきたものは様々ですが、
宇宙そのものは永遠の昔から同じ一つの摂理のもので動いています。
宇宙の真理は永遠に変わらないものです。
それは人間の意識や時空を超えた永遠不変の真理です。
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