美に目覚め、美の中を歩む

2015年7月31日

舞い散る葉っぱ

美とは、何でしょうか。
それは「生命」との調和です。

愛と美は、同じ霊の源泉から湧いてくる感情です。
静けさ、穏やかさ、正しさ―つまり調和です。
人を愛するとは、どんな歪みも曇りもない心で、
たたまっすぐにその人を愛することです。
そして美の感情とは、
宇宙(生命)のすべてが調和していることを感じることです。

美に目覚め、美の中を歩むこと、
それは同時に、一瞬一瞬を愛の中で生きることです。
人間の中には、大いなる力が宿っています。
それは、万物、生命と調和して、それを育んでいく力です。
これが、美の道、愛の道であり、目覚めです。

力が霊的なものになれば、
その人はより万物と調和し、人間だけでなく、
宇宙のすべてと波長を合わせて生きていくことになります。
そこに真の歩むべき道があります。

最も大切なことは、
天地万物を信頼すること、宇宙の働きそのものを信頼すること、
あなたの中で常に宇宙の力が働き、
あなたと周りのすべてのものを良くしようとしていること、
そのことに気づき、愛を感じ、それと共に生きることです。
この信頼と愛があれば、人は恐れることなく、
強く、穏やかに、人生を歩んでいくことができ、
いつのときにも幸せに、心豊かに生きることができるでしょう。

宇宙の愛、生命との調和―
このことを理解する人が増えれば、
それだけ「美の道」を一緒に歩んでいくことができます。
そして、その連帯の輪が広がっていけば、
世界をより良いものへと変えていくことができるでしょう。


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