天使のメッセージ NO.28
2015年6月1日
心が空しく、いつも愛されることを求めているならば、
たとえどんな方法や仕方でも満たされることは難しいです。
一時的に満たされても、それはまたすぐに空っぽになってしまい、
満たされていても、その満足を失うことへの恐怖も生まれます。
依存や愛を求めているかぎり、心は決して安らかにはなれません。
空しいから愛を求め、依存し、自分の空しさから逃げ続けても、
心は決して満たされることがありません。
しかし、自分の空しさに関心を持たず、寂しさからも逃げず、
もはや自分を満たそうという欲求がないとき、
そのときにのみ空しさや寂しさはなくなります。
それは自分のことばかり考えることをやめ、自分への執着を捨て、
ただ愛に溢れていることです。
何も求めず、ただ愛に溢れているならば、そのとき空しさはありません。
心が本当に愛の感情に溢れているならば、
空しさや寂しさ、孤独のつらさも乗り越えていくことができます。
本当の愛とは、自分のことを考えずに、ただ愛することです。
ただ愛して、自分のものを何も求めないことです。
愛を受け取りたいという物乞いの器を出さないことです。
自分の空しさ、寂しさ、または自分への執着心を理解し、
もう自分を満たそうという衝動や欲求がまったくないとき、
そのとき心は自然と静かになり、落ち着き、静謐になっていきます。
その静かな心から、本当の愛、本当の喜びが芽生えてきます。
そうして恐れや葛藤、寂しさのうずきもなくなります。
愛すること、ただ愛に溢れていることで、
自分という縛りから解き放たれ、どんな欲求も衝動も逃避もなくなり、
心は真に安らぎ、自由で、不安や恐れや悲しみもなく、
本当に豊かになって、満たされるようになるはずです。
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