天使のメッセージ NO.24

2015年4月14日

バックグラウンド

親切な行いというものは、
いかなるものであれ報酬を期待して行うものではありません。

親切な行いというのは、それ自体に意味がある行為です。
報酬を得たいから善意に励むというのは本末転倒です。
親切な行為の意味は、親切な行為を行うというそのものにあります。
それは無償の愛、善意であり、いかなる報いも求めません。
報酬や報いを期待したり、自分の見返りを考えるなら、
それは善意であるとはいえません。

本当の親切とは、自分を捨てて相手に尽くすこと、思いやることです。
そこには「自分のために」という思いはありません。
見返りを求める心があるなら、そこに本当の親切はあるでしょうか。
たとえ何も得ることができなくても、相手をただ純粋に思いやること、
無私の心でごく自然に愛すること、それが「親切」です。

美をまとった行為とは、無私の行為です。
純粋に善意の気持ちから相手のことを考えて行為すること。
そこには「自分のもの」「自分のため」─はありません。
本当の親切には、自己満足というものはありません。
自己─エゴ─が消えたところに本当の親切があります。
愛は何も望まず、求めず、要求しません。

自分を空(から)にして、相手のことを考えること。
どんな見返り、報酬がなくとも、また相手からの愛情が返ってこなくとも、
ただ純粋に愛すること、変わらぬ気持ちで親切を尽くすこと。
それが本当の愛です。


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