スピリチュアル・メッセージ NO.11

2015年2月26日

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聖霊は、死についてこう語ります。
「自由でありなさい、無所有でありなさい、あなたは何も持っていくことはできな
い」と。

死によって、人は心の所有物を失います。
だから、生きている中で心の所有物に執着せず、自由でありなさい、という意味で
す。
その執着を手放すことが、心の自由だからです。

心が恐怖心から本当に自由でなければ、死への恐れはなくなりません。
死を恐れるのは、自分の心の所有を失うのが怖いからです。
何かへの執着、依存、所有しているもの、名声、地位、財産、快楽、霊的な自己満足

こうしたすべてが恐怖の温床となっています。
そのような自らの心をしっかりと理解すること。気づくこと。
これがとても重要なことであるはずです。

心が何ものにも執着せず、心そのものが空っぽになれば、
何ものも失うものはありません。失うことに対する恐怖はありません。
自分の執着、心の依存、快楽を与えてくれる経験、自己満足への固執─
そうした全てを手放すこと。理解すること。
そこに本当の心の自由があるのではないでしょうか。

その美しさを見てください。
自我に執着せず、何も怖れることのない自由、その美しさです。
そのような美しさの中に、愛があります。
本当の愛とは、自我(エゴ)に対して死ぬことです。
そうして、生きることと、死ぬことと、愛とは、同じ一つのものです。

自我(エゴ)を手放し、本当に手放し、
開いた無私の心をもつこと、
そこに本当の愛と、美と、心の平和が生まれます。


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