本当の愛をもつということ

2015年2月6日

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しなやかに、穏やかに生きること―
そのような生の中で最も大切なことは、愛をもつことです。
愛するということは、人生で最も大切なことです。

本当の愛とは何でしょうか。
相手が愛し返してくれるからということで、こちらも愛するとき、
それは本当の愛ではありません。
愛は市場の売り物のようにやりとりするものではありません。

本当の愛とは、何の報いも求めずに、
ただとてつもない愛情の感覚に溢れているということです。
それは、あなたの身も心もすべてを完全に与えつくして、
何の報いも欲せず、愛されたいという期待の器も持たずに、
ただ愛することなのです。
そのような愛こそ、本物の愛です。

心がこの愛の感覚に満たされていることが、とても重要です。
なぜなら、このような愛がも自らが抱える心の問題を終わらせ、
人間関係にも決して争いや軋轢をもたらすことがないからです。

本当の愛があるとき、私たちは決して非情ではなく、独りよがりでなく、
傷つけあうこともなく、争い合うこともありません。
そのとき、私たちは自由で、幸せな人間であるはずです。
そして、心が自由で、幸せであるから、
心はそれ以上のものを何も求めたりはしないでしょう。
愛に溢れているなら、何かを求め、得ようすることはないからです。
愛があるとは、利己的でなく、なんの恐れもないということです。

このような愛は、人間にとっての本当の宝です。
あなたの内側で、この愛を養うことはとても大切なことです。
あなたの心に、この大いなる愛をもち、その深み、喜び、無私を感じるとき、
あなたにとって世界や人間関係が一変したことを発見するでしょう。


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