地球、そして人類を愛すること

2014年12月2日

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この地球は、私たちの地球です。
「私」のものでもなければ、「あなた」のものではなく、
みんなのもの、私たちの地球です。

お金持ちの人々のものや、権力のある人だけのものではなく、
また、誰かが自分一人で独占するようなものではなく、
すべて等しく「私たちの地球」なのです。

私たちは、ただ、一人の人間として皆生きています。
肩書や、仕事や、有名無名といったことは関係なく、
皆等しく「同じ人間」として、同じ命の価値をもって生きています。
それで、この地球は誰のものでもなく、私たちのものなのです。
みんな一緒に生きていかなくてはならないのです。

豊かな人も、貧しい人も、どの国に住んでいようとも、
この世界は「私たち」のものであり、特定の人々だけのものではありません。
このことを、いつも心で感じられているということがとても大切です。
それが地球を愛するということ、人類を愛するということだからです。

利己的になったり、独りよがりになったりすれば、
そのような全体への愛、本当の愛を持つことはできません。
自分のことばかり考え、
自分の欲、自分の野心、自分の幸せ、自分の理想、自分の喜び―
利己的になってこのようなことばかり考えて生きていくならば、
本当に「愛する」ということの意味を理解できないままでしょう。

利己的にならず、自分のエゴにとらわれず、
地球全体を、人類全体を等しく愛すること―
そのような愛を持てれば、あなた自身の心もまた愛に溢れ、
心が愛に溢れれば、おのずと心は恐怖を超えて自由になるでしょう。

心が自由であることで、本当に愛することができるようになるのです。
そして本当の愛とは、自分のことを考えずに、
ただ純粋に愛すること、人を、すべてを、全体を愛することなのです。


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