「自然」の中の大いなる存在
2014年10月29日
自然の生命の中にこそ、大いなる存在はあるのではないでしょうか。
そして、自然の中にそのような神秘を見ることは、
人間の精神の生活の中で、
真に豊かなものを私たちに与えてくれるのではないでしょうか。
花の中に命を見つめ、
その命に大いなる力を見る。
世界に存在している自然の美─
自然の美の中には、大いなる神秘が宿っています。
それは人智を超えたもの、人の手には及ばぬ知です。
植物、虫、動物、雲、星、太陽、川、山、花─
自然の広大さ、その幅広さ、その深さは計り知れません。
小さな小さなコケの中にも、深遠な神秘が潜んでいます。
こうした多くの自然の中に、そしてまたすぐ身近にある生命の中に、
大いなる力を感じること、人間にも及ばぬ力を感じること。
そのような感受性は、私たちに必要なものです。
そのような心の感受性がなければ、生活そのものが色取りをなくしてしまいます。
スピリチュアルな生活においても、自然に対する感受性は重要です。
というのも、自然の中には多くの霊感が含まれているからです。
自然の中の、大きなものにも小さきものにも生命の尊さを見ること。
あたりまえにあるものの中に生命のかけがえのなさを感じること。
人智を超えた、大いなるものを感じて日々を生きること、
こうした感受性の深さこそ、精神性を深くするものであり、
生きることを真に豊かにし、幸福をもたらすものです。
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