日々の瞑想、日々の気づき
2014年10月8日
瞑想というものを日々の生活の中に取り入れてみましょう。
瞑想といっても、何か特別に難しいことではありません。
ただ「静かな時間」というものを生活の中に取り入れ、
その中で「気づき」を深めていくことです。
心静かな時間を取り入れることで、多くの気づきが生まれます。
「生」というものは、今起こりつつあるもののすべてです。
その「生」の動きに気づき、感じることは、瞑想の一つの働きです。
瞑想を通して、自分の心の動きや感情に注意してみましょう。
心がどのように騒いでいるか、今自分が何を考えているのか。
そうした一つ一つの動きを、静かに、ごく自然に観察してみましょう。
そうすれば、今まで分からなかったことが分かるようになります。
無理やりに「気づこう」「注意しよう」とする必要はありません。
そのような努力はむしろ自然な瞑想を害してしまいます。
瞑想というのは、ごく自然のままに起こるものです。
それは、窓を開けていればそっと入ってくる風のようなものです。
心の窓を開けて、ただ静かにしていましょう。
そうすれば、多くのことに自然と気づけるでしょう。
瞑想は力づくでやるものではありません。
それは無防備で、受け身で、ありのままを受け入れる姿勢です。
どんな抵抗もせず、ただ静かに、心を開け放っていれば、
たくさんのことを「生」から学び、気づくことができます。
瞑想が深まることで、人生の深みも増してきます。
今まで感じられなかった「生の豊かさ」というものに気づき、
本当の幸せや喜びというものも理解するようになるでしょう。
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