自分自身の光であること

2014年9月24日

試験管

自分を知り、自分を変えるために、誰かに頼るのではなく、
自分で自分の問題を知り、理解していくことが大切です。
誰かに何かを言われなければ、自ら動かないということではなく、
自分の心の問題は、自分で理解するという自立もまた必要でしょう。

私たちは一人でいることを恐れることが多いです。
誰かに頼り、後押しされるのを待っていたりします。
しかし、自分を変えることは自分一人で行えることです。
自分を変えていくことに、誰かのところにいく必要はあるでしょうか。

問題は、私たち一人一人の中にあります。
そして自分を変えるためには、自分を知ることが必要になります。
自分を知ること、つまり自覚を持つこと(自己認識)。
本当の啓発は、常に一人一人の私たち自身の中から起こるものです。

ただ静かに自分の心に耳を澄ましてみること。
心や感情や自分の行動に対して自覚や気づきを持つこと。
私たちの心には、不安や恐怖、野心や欲、葛藤や悲しみがあります。
その自分の心のあり方をそのあるがままに見ることで、
自らの混乱や苦痛を知り、それを理解し、自分を変えていくことができます。
それは学びであり、自分自身を通して自分を変えていくことです。

この学び、自覚は、他者の助けによるものではありません。
自分の心の活動を眺めれば、すべてはそこにあります。
そのとき、「生」そのものが学びを与えてくれるのです。
それは、他の師や指導者がいるのではなく、
私たち一人一人が自分の導き手であり、光であるということです。


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