スピリチュアル・メッセージ NO.2
2014年9月17日
この地上での生活には、人類が歩んできた二つの道があります。
一本は科学技術と経済発展の道。
もう一本は魂の国へ続く道。
科学技術の道は、今ではそれがあまりに過剰になりすぎ、
自然を壊し、人間の精神を傷つけ、麻痺させてきました。
近代社会は今、この方向に走り続けていて、その害悪が人間精神を蝕んでいます。
行き過ぎた科学技術の道は、一直線に破滅へと突き進む道です。
自然の破壊だけでなく、人間の精神性の破壊、その荒廃が最も深刻なのです。
これだけ科学技術と経済が発展しても、人間から不幸はなくなりません。
争いはどこにでもあり、精神的な苦悩は終わることはありません。
これだけ物に恵まれても、人間は孤独の苦痛や虚しさを抱え、
本当に満たされることなく漠然とした不安の中で生きています。
はたして科学と経済の道は、人間に真の平和と幸福をもたらしているでしょうか。
むしろ人類はもっともっと不幸になってはいないでしょうか。
魂の道は、自然を守り、自然と共に生きる道であり、
同時に精神性を広く豊かに開花させる道です。
この道には行き詰まりというものはありません。
自然は人間より強く、人間を支える母体であり、命のすべてを支える源です。
精神は人間の限りない可能性を花開かせ、魂の進化を目指します。
人間の精神性が変わるなら、心のあらゆる問題にも終止符が打たれます。
それは不安、恐怖、葛藤、虚しさ、すべての心の問題を超越した生き方です。
どちらの道が本当に幸せな道か。
どちらが人間としての本来の生き方か。
魂の道こそ、真理の道です。
この道を皆が歩んでいくならば、世界全体の次元が変わります。
魂の道にこそ、枯れることのない泉があります。
永遠の豊かさ、人間の真の平和と幸福は、魂の道こそあるのです。
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