一輪の花から学ぶ

2014年8月20日

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一輪の花を見つめてみましょう。
花は、ただ咲き、ただ存在しています。

花は、私たち人間に秩序ある生き方を示しています。
花は人のように何かに執着したり、
自分の心の支えとなるような何かに依存したりはしません。
花はおのずから「我=エゴ」を持たずに生きています。
無私の息遣い、エゴのない生き方です。

花は無私に生きています。
そして、ただ咲き、ただ枯れていくだけです。
そこに「自分に執着」という欲はありません。
ただ咲き、ただ存在し、ただ枯れていくこと―
死を恐れることもなく、命を全うします。

花には何の欲もありません。
花は何ものにも執着しません。
花はただ生きているがゆえに美であり、
何も求めず、持たず、望まないがゆえに自由です。

人はこの花の姿から、
非常に多くのことを学ぶことができるのではないでしょうか。
花の持つ自由、欲のない美しさ、純粋さ、無垢。
人も、花のように生きることができれば、
どんなに自由に、美しく、秩序をもって生きることができるでしょうか。

人間は花から学ぶことができます。
花を見つめて、その内に宿る美、欲のない姿、
恐れも不安もなく、本当に自由に、秩序をある生き方。

花は大地にそっと咲いて、あなたを見つめています。
私たちも、花を見つめ、そこから学んでみましょう。
きっと本当に大切な何かを、学ぶことができるでしょう。


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