五感を鋭くして生きる

2014年6月6日

バックグラウンド

目覚めて生きるとはどういうことでしょうか。
それはあらゆることに「気づいている」ということです。
気づきを鋭くして、感受性が研ぎ澄まされているということです。

気づくには、五感が鋭敏でなければなりません。
気づくということは、知覚すること、そして感じることです。
見て知覚する、聴いて知覚する、触れて知覚する等々。
そしてまた、それらの知覚から「心で感じる」ということ。

気づくことは、その生命の存在(声)に気づくということです。
そしてまた自らの心の動き、行為に気づくということです。
一日一日を生きるということは、
生に気づくこと、生を深く感じることであり、
それはまたさに「五感」を鋭くして生きるということです。

ある事物に対して知覚がないならば、そこに気づきはありません。
花の美しさに気づくのは、花に対しての知覚があるからです。
その知覚、そして気づきが、花の美しさを感じさせるのです。
そこには「五感」の鋭さがあります。

気づきなければ、目覚めているとは言えません。
「生」に対して感受性がないならば、つまり五感が覚めていなければ、
「生」というものの豊かさに気づくことはできません。
目覚めた精神は「生」を敏感に感じ取り、あらゆるものに「生」の豊かさを見、
真にスピリチュアルに溢れた生を歩むのです。

 


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