人生は「学びのサイクル」
2014年6月2日
人生とは、とぎれることのない学びのサイクルです。
学ぶことが人生であり、その学びに終わりはありません。
もし学ぶことがないならば、はたしてそれは「人生」と言えるでしょうか。
人として学ばなければならないことは、無限にあります。
あなたがこの地球と呼ばれる星に人間として生まれたのも、
あなたがこの地球で学ぶべきことがあるからです。
学び、理解し、悟り、真理を発見する。
しかも真理は決して一つではなく、無限にあるものです。
その一つ一つの発見が創造であり、人生そのものです。
「悟る」というのは、到着地点を意味するのではありません。
人生とは到着なきものであり、無限の創造性と可能性に満ちたものです。
「人性」とは、終わることなき学びのサイクルです。
学ぶことに決して終わりはありません。
過去のどんな聖人たちも自らの生を創造し続けてきました。
聖人たちも「学びに終わりはない」ということを知っていました。
「そこにたどりついた」と思ったらそこでおしまいです。
それ以上、もうどこにも進むことはできません。
もしそうなら、人生はそこで停滞し、止まったままです。
しかし、本当の人生とはそのようなものではありません。
人生とは、学び続けるもの、創造し続けるものです。
「たどりつけない」からこそ永遠の学びと発見があります。
究極の真理は、決してたどりつけないものです。
たどりつけないからこそ、究極の真理なのです。
たどりつけないからこそ、永遠なのです。
「生きる」ことは、永遠に続く学びと創造のプロセスです。
それは未知なるもの、聖なるものへと続く魂の旅です。
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