「瞑想」とは人生そのものである

2014年5月16日

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瞑想とは、人生そのものです。
それは人として「生きる」ということの芸術です。
瞑想は宇宙が人間にだけ与えた偉大な何かであり、
その偉大さは全てに人間に必然的に宿っています。

瞑想は、他者から教えられるものではありません。
真似をしたり、方法によって追い求められるものでもありません。
瞑想には権威というものはありません。

瞑想とは、ごく自然に自発的に起こるものです。
つまりあなたの生活そのものの中に瞑想があります。
あなたが自分の言動に注意したり、
自分の心の動きや感情に気づいたり、
雲の流れを見つめたり、鳥のさえずりを聴いたりするとき、
それがすでに瞑想になっています。

瞑想は日常生活と分離したものではありません。
生きること、生活そのものが、実は瞑想なのです。
だから普段の寝起きの時も、食事の時も、
出勤でバスの中で移動をしている時も、
ただ何気なくも緑豊かな散歩道を歩いている時も、
友人や恋人の顔を眺める時も、
心が注意と気づきに溢れているならばそこには瞑想があるのです。

つまり、瞑想とは「生きる」ということの全てであり、
生きることこそが瞑想と言えるものです。
生活全体が瞑想となるならば、それこそスピリチュアルの開花と言えます。
一日一日を生きることそのものが瞑想であることがわかれば、
ことさら何か特別な苦行や修行をする必要はありません。
生活全体が「学び」であり「気づき」であり、いわば真の修養なのです。

私たちは「人生」そのものを通して、学び、理解し、智恵を得ることができます。
瞑想の行為は人生そのものです。
生きることこそ、瞑想の神髄なのです。


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