インドの聖賢たちの言葉 NO.8
2014年5月13日
失敗を恐れるをやめましょう。
人間が失敗するのはごく自然なことであり、
実のところそれが人生の面白いところなのです。
失敗のない人生とは一体どういうものでしょうか。
失敗をしなければ、正しいことも学べません。
過ちを犯すことで、正しい知恵を学ぶのです。
苦しみにもがくことがない人生ならば、まったく味気ないものとなるでしょう。
苦しみを通してこそ、人生の豊かさを理解できるというものです。
人生の素晴らしい詩というものは、苦しみから生まれるものなのです。
苦しみは人間の心を成熟させ、豊かにするのです。
過去の偉人たちも、自らの苦しみから悟りを開いてきました。
あのキリストですら、苦しみ抜いてきたのです。
キリストはまさに「苦しみ」を通して私たちに教えてきました。
苦しみや間違いを恐れ、それを避けてはいけません。
私は牛が嘘をつくのを聞いたことがありません。
しかしいくら正直であったとしても牛は牛であり、人間ではないのです。
人間には動物にはない神聖なものが宿っています。
だから失敗や誤りを恐れて、人生そのものを後退させてはいけません。
進みなさい。なんどでも顔をあげて生きなさい。
失敗を恐れず、何回でも理想を掲げて生きなさい。
もし1000回失敗したならば、1001回目に挑戦しなさい。
それが真の人生というものです。
ヴィヴェーカーナンダ
Trackback URL
http://spiritual-public-foundation.org/message/19785/trackback