インドの聖賢たちの言葉 NO.7

2014年2月28日

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心が静まっているところにこそ正しい知恵は宿る。
離欲の心がなければ、心は決して静まることはない。
世間のことばかりにかまけていると、心は愚鈍になって低くなっていく。
世間は欲に溢れ、お金や性の快楽には抜け目がないのだ。

静かな心が「水」であるとすれば、世間は「牛乳」だ。
清らかな透明な水も、世間という牛乳の中に埋没すれば、
水と牛乳は混ざってしまって、もはや純水は消えてなくなる。
世間という牛乳はまさにこのようなものだ。
世間にあるものは純水を汚し、ひどく濁らせてしまう。
一度濁った水は、そのまま捨ててしまわないかぎり浄化はされない。
だからすべて空っぽにすることだ、薄めても意味はない。

よく考えてごらんよ。
お金のなかに何がある?
名誉や快楽のなかに何がある?
娯楽や騒がしい世俗のサーカスのなかに何がある?
しっかりと本質を見極めてごらんなさい。
すべては消滅してしまうもの、表面的なものにすぎない。
そうした非本質的なものにうつつを抜かして、
永遠である神さまを捨てるというのは一体どういう了見なのか?
どういうわけで一番大切な神さまを忘れてしまうのだろう?

神さまのない生活には何があるんだろう?
そこに本当の喜びが、幸せがあるのだろうか?
そのことをしっかりと見極めなさい。

ラーマ・クリシュナ


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