インドの聖賢たちの言葉 NO.6
2014年2月27日
暗闇がなければ光の輝きは感じられない。
不幸がなければ幸福はわからない。
苦しみがなければ喜びはわからない。
心の不自由を体験して、自由を悟る。
悪を知ってこそ、善がわかる。
ほら、外皮をかぶっているからこそ、
その中の実は熟れていくんだよ。
無明のマーヤとしての外皮があればこそ、その中の実─光明─も育つ。
一枚一枚外皮を丁寧に剥いでいけば、そこに実が現れる。
だから、光明と無明の二つのマーヤは、マンゴーの皮のようなものでね、
二つとも必要であって、どちらか一方だけでは正しく育たないんだよ。
闇があるからこそ、光がわかる。
皮があるからこそ、実がある。
闇が晴れ、皮が剥げ落ちれば、おのずと真理が顕れる。
ラーマ・クリシュナ
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