天使のメッセージ NO.14

2014年1月14日

舞い散る葉っぱ

聖霊の役割は、人間を真理へと導くことです。
命の真実、宇宙の真実に目覚めさせるために、
聖霊は常に人間に働きかけています。

人間にもたらされるあらゆる苦難は、
その人間を真理へ導こうとする力によるものです。
苦しみがあることで、人間は真に重要なことを悟ります。
苦しみ通して、人間の精神は成熟します。
この成熟、理解、悟りをもたらすのも聖霊の働きです。

聖霊はいわば、人間を霊的に、精神的に成長させる力です。
人間は、自分の力だけで成長できるわけではありません。
目に見えない、手で触れることもできない力というものがあり、
それが人間を導いている聖霊のエネルギーです。

人間は、自分がいつ成長したか気づきません。
人間の精神的な成長、悟りというものは、
知らず知らずのうちに人間の内部で育まれるものです。
自分から「そこに」たどり着くのではなく、
気づかないうちに「そこにいる」のです。

このごく自然な成長、人間の変化は、
一人一人の人間のうちに宿る聖霊の導きの強さによるものであり、
その人間だけの運命、宿命と言えるものでしょう。
人間は自分で力づくで霊的に成長することはできないのです。
ごく自然に聖霊のエネルギーによって導かれ、
人間はいつの間にか違った生の次元に運ばれるのです。

人間には、その一人一人に生きるべき道があり、運命があり、
それは人間の知を超える「大いなる力」によって定められています。
その力の前に従順となり、自らの生と運命を誠実に生きること、
それこそ神と真理への道と言えます。


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