気づきと瞑想
2011年11月28日
瞑想において重要なことは「気づく」ということです。
気づきがなければ瞑想はありません。
あらゆるものに気づくということ—
外部の出来事だけでなく、
自分の内部の心の動きにも気づいていること。
気づくためには、機敏な精神がなければなりません。
ただぼんやりしていては気づくことはできません。
心が恐怖や不安を抱えていても、
同じように気づきを高めることはできません。
気づくということは、「生」をよりよく感受することです。
もし何の気づきもないならば、生はただ流れ去るだけです。
「生」とは、測り知れない深みをもったものであり、
それは無限の可能性と創造性に開かれています。
人間は、「生」によりよく気づくことによって、
その生の深みを感じることができます。
生の深みを感じるには瞑想が不可欠であり、
瞑想とは最高度の気づきによって爆発する運動です。
気づきが高まるには、精神は静まっていなければなりません。
静謐なる精神こそ、気づきを高めます。
ですから、まず心の混乱、無秩序—つまり不安や恐怖や悲しみ—を理解し、
それを終わらせて自由な精神を持たなければなりません。
自由な精神こそ、より深い気づきをもたらします。
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