真実の価値、偽りの価値
2013年12月25日
私たちはすぐに成功や失敗、勝ち負け、優劣を決めたがるところがあります。
そしてそれを自分に当てはめて自分を評価してしまいます。
でも、そうした評価の仕方は根本的に間違っているかもしれません。
ですから、容易に社会の価値観を受け入れないことが重要です。
今の社会の凝り固まった常識や価値観にとらわれていると、
その価値観の中でだけしか、人生を眺めれなくなります。
例えば「受験に落ちれば人生は失敗する」「結婚しなければ人間として負け組だ」
といった考え方が生まれ、それで自分を評価してしまうのです。
しかし、そもそもそうした現代社会の価値判断、価値基準そのものが、
根本的に偏っていて間違っているのではないでしょうか。
人間という存在の価値は、受験や学歴や成績で測るべきものではありません。
また、結婚とか恋愛といった世俗的価値観で測るものでもありません。
そもそも、そのような物差しで「人間を測る」ことなど無意味です。
今の社会は、その間違った価値観を私たちに植えつけようとしますが、
しかしそれを安易に受け入れ、信じるいわれはどこにもありません。
私たちはそうしようと思えば、今の社会の凝り固まった価値観を打破することができ
るのです。
今の社会の既成の価値観や固定観念を突き破り、その外の本当の真実に目覚めるとい
うこと。
それは同時に「自分だけの価値観を持って生きる」という創造性でもあります。
そしてそのような創造性は、今の社会の殻を破り、新しい人生の扉を開きます。
社会の殻を破り、新しい人生の次元を発見することで、真の生に目覚めるのです。
今の社会の価値観を受け入れて生きる必要はまったくありません。
社会の言うことを信じて、そのレールに沿って自分の人生を測ったり、
または自分で優劣を決めたり評価したりする必要はまったくありません。
そもそもそれが間違いなのです。
現代社会の価値観は、根本から間違っていて、まったくいいかげんなものです。
何が正しく、何が真実なのか。何が本当の意味で「生きる」ことなのか。
それを見出し、発見するためには、
一切の社会の既成の価値観や道徳の枠から飛び出す必要があります。
今の社会の価値観(人間の測り方)では、
否応なしに私たちは葛藤や苦しみを抱え込んでしまうでしょう。
はたしてそのような価値観は正しいでしょうか?
人間を苦しませるような現代社会の道徳は本当に正しいでしょうか?
疑ってください。疑いの炎をもっと燃やして、
社会と人間の生き方を見つめ直し、新しい視野に立って、
「今の社会は本当に正しいのか」「何が真実なのか」「人として生きるとは何か」、
こうしたことの真実を探究し、発見し、生を新たに創造していくこと。
そして自分自身を根源的に変えていくこと。それこそまさに人生です。
そのような独自性、または偽りの価値の殻を破ることで、
確固とした自分自身の生き方や価値観が根を張り、
もはやいかなるものにも揺るがないほどの強い精神性が身につき、
どんな迷いも悩みもない自信あふれる人生を生きていくことができるのです。
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