未知から未知への旅
2011年11月16日
瞑想とは、未知から未知への旅です。
瞑想は、新たなるものを発見する旅であり、
それは常に未知の領域にあるものです。
未知であるからこそ、新たなるものがあります。
既知なるものの領域には、瞑想はありません。
既知とは、知識、記憶であり過去のものです。
過去は決して新たなるものを生みません。
それは古いものの反復であり、そこに新しい発見はありません。
瞑想とは未知なる神秘に介入する運動であり、
知識、記憶、イメージといった既知を超越することです。
既知を終わらせることで、未知が生まれます。
既知とは、すでに知られたもののことであり、
知られたものの中には新しい発見はありません。
生の創造性は、常に未知なるものの内にあります。
創造とは、生そのものを新たにしていくことであり、
それが起こるには古い過去は終わらなければなりません。
神秘、神と出会うのは未知の領域のみです。
なぜなら、神は無限なものであり、知りえないものだからです。
知りえないがゆえにそれは神秘であり、測り知れない神なのです。
未知なる神へと向かう旅—それが瞑想です。
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