宇宙の意志と共に生きる

2011年11月11日

神の意志と共にあるとは、生の全てを受け入れるということです。
なぜなら、宇宙の働きとは、生の運動そのものだからです。

たとえ死が今まさにやってきたとしても、
それが生の運動であり、厳然たる現実であるならば、
私たちはそれを受け入れなければならないでしょう。
誰も死という現実、その生の運命から逃れることはできません。

生きるも死ぬも、全ては「生」の流れの中にあります。
それは生命そのものの活動、生命の秩序であり、宇宙の働きです。
もしこの「生」を避け、受け入れないならば、
その人は生命の秩序を、宇宙そのものを否定することになるでしょう。

何が起ころうとも、それが「生」であるならば、
そのあるがままの生をそのまま受け入れること。
それが生を愛するということであり、
命の秩序のままに生きるということです。

死という生の現実を受け入れるということもまた、
「生」を愛することなのです。

このような境地においては、
生起する一切が厳然たる生のリアリティであるが故に、
その生は喜びに溢れたものになります。
なぜならそれは、宇宙の聖なる働きであり、
その働きを直接に生きることだからです。


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