自分と他人を比較しない、その自由な生き方

2013年12月16日

Rainbow and meadow

自分は自分、自分の人生は自分の人生です。
それを他人(他人の人生)と比べる必要はありません。
比べれば比べるほど、心は苦しくなります。
心の葛藤や悲しみは、自分と他者(または社会)を比較することから生まれます。
それらを比較して「なぜ自分だけ・・・」と落ち込んでしまうのです。

ですから、まず「自分と他人を比較しないこと」、これが大事です。
比較せずに日々の生活を送ることはできるでしょうか?
それは可能ですし、むしろ比較しないからこそ心は自由になります。
比較することから苦しみが生じます。
完全に比較をやめて生きること、まずそこから始めてみてください。
すると、「比較をしないとこんなに心が軽くなるんだ」と感じられるはずです。

比較ばかりして自分で優劣をつけて評価をしてはいけません。
自分で自分の評価に勝手に決めて、落ち込んではいけません。
「あの人はあんなに素晴らしいのに、自分はこうだからダメだ」といった判断をし
て、
自分で自分の評価を決めつけると、それだけ自分を苦しめることになります。

なぜ比較をするのでしょうか?
本当に比較をしなければいけないのでしょうか?
もし本当に「比較をすることが苦しみのもとである」とはっきりと気づけば、
あなたはそれでも比較をしながら生きるでしょうか?
苦しむよりも、自由であること。
心の自由がなければ、充実した人生は開花しません。
ですから、まずは比較する心を止めることが最初です。

「周りの人たちはこうだから、自分も同じようにならなければならない」と、
そのように急き立てられるのではなく、
「自分は自分、自分の人生を生きよう、あるがままの自分でいよう」と、
比較をやめてあるがままの自分の人生を生きることが大切です。
そうしてのみ、葛藤や苦しみを超えて生きることができるからです。
あるがままでいること、そしてそのあるがままを認めること─
あるがままでいいんだという気持ちがあれば、そこにはどんな劣等感もないはずで
す。

あなたはあなたです。
「あなたであること」そのものが最高の価値であり、
「あたなが生きている」ということそのものがかけがえのない独自性なのです。
ですから、自分を際限なく他者や社会と比較する必要はありません。
あるがままの自分を確固として受け入れ、認めることで、心は解放されるのです。


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