瞑想のあり方 NO.20
2013年4月2日
瞑想とは常に新しいものであり、どんな持続性もありません。
持続性があるものは知識と記憶です。
知識と記憶は過去であり、どこまでいっても古いものです。
瞑想は、絶えず新たなるものを開示することです。
新たなるものがあるためには。古いものは終わらなければなりません。
古い記憶や知識に固執している限り、新たなるものはありません。
そして新たなるものがないならば、瞑想もありません。
命とは、常に「生きたもの」です。
命は「生きもの」であり、静止したものではありません。
生きているものは常に新しいものです。
記憶や知識は静止したものであり、生きてはいません。
「過去」は生きてはいないのです。
「現に生きているもの」は絶えず新鮮であり、測り知れないものです。
現に生きているものとは、まさに「生命」そのものです。
生命は生きたものです。生命は常に活動し続けています。
それは宇宙そのものの活動、その全てであり、永遠に静止することはありません。
一瞬たりとも静止することなく動き続けているものこそが「生」です。
そして生とは、今まさにここに、そこに、あなた自身にあります。
知識、記憶、観念といった過去の持続性が終わり、
一瞬一瞬新たなるものを感じ取るところに真の瞑想があります。
瞑想とは過去の終焉であり、新たなるものに心を開くことです。
瞑想は、新たなる「生」と共にあります。
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