瞑想のあり方 NO.19
2013年4月1日
全的な静寂こそ、真の瞑想の基盤です。
なぜなら、深い沈黙と静けさがないかぎり心は不安定だからです。
心の不安や混乱を抱えているならば瞑想はありません。
瞑想の行為とは「気づく」ということです。
気づきがあるからこそ瞑想があります。
しかし、気づきがあるためには心は静まっていなければなりません。
心が不安や心配事でいっぱいならば、気づくことはできないでしょう。
まず心が自由であってこそ、瞑想の基盤があります。
そして心が自由であるということは、そこに全的な静寂があるということです。
真の瞑想は、静けさの中から起こります。
外面的な静けさというよりも、内面の静けさ、心の静けさです。
心が静寂であってこそ、気づきが高まります。
気づきが高まれば高まるほど、瞑想はより深く、より広くなります。
瞑想の美しさ、瞑想の豊かさは、心の真の静けさと共にあります。
まず私たちが最初に為すべきことは、
自分自身の心の混乱や不安を終わらせることです。
いたずらに瞑想を求めるのではなく、
まず自分の心の無秩序を理解することです。
心が混乱していては、真の瞑想は起こりえないからです。
瞑想とは、心が自由であるところから湧き上がる運動です
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