終わりなき学びの境地
2012年9月5日
人間において、生において、
学ぶことは無限にあり、
その学びに終わりというものはありません。
真に学ぶとは、知識を詰め込むということではありません。
ただただ教科書に書かれていることや、
何か専門的な知識を覚えるというのは表面的なことです。
真に学ぶとは、生そのものからあらゆることを学ぶということです。
自分自身の行為、心の動き、感情、他者との関係、
または自然にあるより多くのもの、
空を飛ぶ鳥や大地に咲く花、川の流れ、生物たちの生き様、
こうした一つ一つ、その全てが「生」であり、学びなのです。
学ぶとは、一生を通じて学び続けることであり、
その学びに休息はありません。
絶えることのない学びがあるからこそ人生は生き生きとし、
かつまた喜びと豊かさに溢れるものになります。
学びのない人は、ただただ退屈し、軽薄な人生を送るだけでしょう。
それでは「生きている」ことにはなりません。
人は「生」から無限に多くのことを学びます。
「生」から一切を学べるので、従うべき指導者や思想家というものはいません。
そうした他者に頼ってはいけないのです。
あなたが生の発見者であり、かつ自分が自分自身の教師であり、
生そのものが導き手となること、それが真の学びです。
この自由な学び、終わりなき学びから生まれるのは、
神聖な創造性と生への覚醒であり、
そこから新しい宇宙の次元が開かれることになるのです。
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